2023/10/11 22:22
流行病が蔓延して約3年?4年?
私もついに感染した。
自分は体が弱いので感染予防に気をつけていたが流石にここまで蔓延すると今まで感染しなかった自分を褒めたい。
家では大変な騒ぎになり、かなり責められるかと思ったが、いろいろ言われながらも家から追い出されることはなかった。
自宅療養期間中に、私は動画ばかり見ていた。
特に「隅田川怒涛 女の子たち 紡ぐと織る」
という動画を何度も見た。
以前も見たことがあったが真剣にみたのはこれが初めてだ。
内容は、昔地方からお金を稼ぐために東京の製糸工場に出稼ぎに来た女の子達が不遇の生活の中で絶望し、途方に暮れながらも小さな夢や希望を宿し繰り返される日常を過ごす。
苦しく不自由な生活の中にも生きることの延長線上に希望を見出そうとした少女たちの物語。
「破れると分かっていても夢をみる。」
「私は誰かを愛したい。誰かが私を愛してくれると信じたいから。」
「私は切れた糸を繋ぎ直さなくてはいけない」
なんて切なくて、救いがないのだろう。
私達は時代に恵まれている。でも同時に変わらない事もある。
人生には救いがない。毎日朝が来て、1日が始まって
働いて年老いて、時が来たらいつか死ぬと思いながらそれに抗うことはできないから。
だからこそ自分の気持ちは、希望や夢は宝石みたいに大切に
心の中にそっとしまって誰かに傷つけられたりそんな事がない様に。